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投資信託の元本割れリスク | 外貨MMFのリスク

外貨MMFというものは公社債投資信託という仕組により運用されている投資信託の一種です。この投資信託は対応する外貨の高格付け短期債券に投資をしています。そのため、投資している債券にデフォルトなどがあった場合には、投資信託の元本自体が割れてしまうというリスクがあります。過去にこのリスクが顕在化したことはありませんが、知っておくべきリスクの一つだと思います。

外貨MMFは投資信託(ファンド)なので運用失敗リスクがある

外貨MMFは「公社債投資信託」と呼ばれる投資信託の一種です。これは公社債(債券)に対して投資をする投資信託という意味で、外貨MMFの場合は各通貨ごとに、対応した短期債券へ投資を行っています。

つまり、外貨MMFの資金は外国債券に投資されているのです。

仮に、外貨MMF(ファンド)が投資している債券がデフォルト(債務不履行)を起こした場合、外貨ベースの元本が割れるリスクがあります。

どういうことかというと、

外貨預金の場合、預けている外貨が目減りすることはありません。為替レートが変動することで円ベースでの元本割れはもちろんありうる(為替リスク)わけですが、預けた100米ドルが、99米ドルになることはないわけです。この部分は銀行が保証しています。

一方、外貨MMFの場合は万が一外貨MMFファンドが投資している債券がデフォルトした場合には、その分の元本が減少するリスクがあります。たとえば、投資していた100米ドルが99米ドルになるリスクがあるわけです。この部分についての元本保証はありません。

 

とはいっても、過去に外貨MMF元本割れのケースはない

上記のように書くと、外貨MMFはとてもリスクがあるように思われるかもしれませんが、過去に外貨MMFが元本割れをしたことはありません。リーマンショックの際にも外貨MMFに元本割れをしませんでしたし、それ以前にもありません。

外貨MMFは「元本を割らない」ことを至上命題としているため、基本的に信用リスクをとらないためです。このため、外貨MMFファンドが投資をしている債券は格付けが非常に高いもの、満期までの期間が1年未満の短期のものに限っています。投資している債券も米国債のように国が発行している債券がほとんどです。

リスクはない。と書くことはできませんが、原則として無視してよいリスクだと私は考えています。

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